占いに求めているものは、答えか、背中を押してほしいのか

「この恋は叶うのか」と占いに聞きたくなるとき、実は聞きたいことが2つ混ざっていることがあります。

1つは、答えがほしいという気持ちです。彼は離婚するのか、この関係はどうなるのか。誰かにはっきり言ってほしい。1人で考え続けるのに疲れているときほど、こう感じます。

もう1つは、背中を押してほしいという気持ちです。もう終わりにしたい気持ちは、本当はどこかにある。でも自分では決めきれないから、誰かに「やめたほうがいい」と言ってほしい。あるいは反対に、続けたい気持ちがあって「大丈夫」と言ってほしい。

どちらの気持ちも、自然なものです。責めるものではありません。ただ、どちらを求めているかで、占いの使い方が変わります。

答えがほしいなら、占いの言葉は、その答えの手がかりの1つにはなります。背中を押してほしいなら、占いの言葉は、すでにあなたの中にある気持ちを映す鏡として働きます。どちらの場合も、占いが決めてくれるわけではありません。決めるのは、あなた自身です。

自分がどちらに近いか、少し立ち止まって考えてみてください。ノートに「占いに聞きたいこと」を一文で書いてみると、意外なほどはっきりします。

占いで整理できることと、確かめられないこと

占いを否定する必要はありません。占いには、占いの役割があります。ここでは、占いで整理しやすいことと、占いでは確かめられないことを分けて書きます。

占いで整理しやすいのは、次のようなことです。

一方、占いでは確かめられないことがあります。

これらは、彼の行動に属する事実です。占いの結果がどうであれ、事実のほうは変わりません。逆に言えば、事実は、占いを使わなくても、彼の行動を見ることで確かめられます。

たとえば「彼は離婚する」という結果が出ても、その結果は、彼が弁護士に会ったことの代わりにはなりません。結果を事実の代わりにしないことが、最初の線引きです。

占いで気持ちを整理する。彼の行動で、事実を確かめる。この2つは、役割が違うので、片方でもう片方の代わりはできません。占いの結果を「事実が分かった」と受け取ると、実際の状況を見誤ることがあります。

決める前に確かめておく、彼の行動

答えを出す前に、彼の行動として確かめられることを、先に見ておきます。確かめる相手は、彼本人に限ります。配偶者に連絡すること、自宅を訪ねること、彼の跡をつけることは、あなた自身を危うい立場に置くため勧めません。

次の4つを、彼が見せてくれたことと、彼が言葉で言っただけのことに分けて、メモに書いてみます。

どれか1つでも、彼が書面などで見せてくれたものがあれば、それは言葉よりも確かな材料です。1つも無ければ、「確認できたことはまだ無い」と、そのまま書いておきます。

離婚に向けて動いている人に出る行動の見方は、離婚に向けて動いている既婚者に出る行動で詳しくまとめています。「離婚するから待ってて」が長く続いているなら、「離婚するから待ってて」と言われて何年?も参考にしてください。

占いに聞く前に、このメモを手元に置いておくと、占いの言葉と事実を混ぜずに受け取れます。

占いを使うなら、話して整理する使い方

ここまで読んで、それでも占いを使いたいと思うなら、使ってかまいません。ただ、使い方を選ぶことをおすすめします。

おすすめは、占い師に話を聞いてもらい、自分の気持ちを整理する使い方です。「この恋は叶いますか」とだけ聞くと、返ってくるのは結論だけです。結論だけを受け取ると、その言葉に気持ちが引きずられやすくなります。

話して整理する使い方では、次のようなことを伝えます。

事実を先に整理して伝えると、占い師の言葉が、あなたの状況に合ったものになりやすくなります。電話で話しながら聞いてもらえる占いのサービスは、電話占いを比べるページで、選び方をまとめていきます。

気をつけたいのは、同じ問いを、占い師を替えて何度も聞き直す使い方です。結果が食い違ったとき、どれを信じるかを決めるのは結局あなたです。聞くたびに「答え」が増えて、かえって決めにくくなることがあります。聞く前に「この占いで何が分かれば十分か」を一文で決めておくと、聞き直す回数を減らせます。

また、結果を聞いた直後に、彼へ連絡したり、大きな決断をしたりするのは避けます。占いの言葉で気持ちが大きく動いた日は、いったん一晩置いてから、メモと並べて見直します。気持ちが動いたこと自体は、あなたの気持ちを知る手がかりとして、メモに残しておきます。

占いの時間を終えたら、先に書いたメモをもう一度見てください。占いで気持ちが整理できた部分と、彼の行動で確かめるべき部分が、分けて見えるようになります。

あなたの場合は、どこに当てはまるか

最後に、いまの状態を、3つの問いに分けてみます。

この3つが書けたとき、占いは「決めてもらう道具」から、「考えを整理する道具」に変わります。決める材料は、彼の言葉よりも、彼が実際に取った行動のほうが確かです。占いはその材料を、あなたが受け止めるための手助けに使います。